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特 集
今年注目のトッププレイヤー名鑑 呉珈慶・栗林達・河原千尋
スペシャルインタビュー
ザ・ワールド キュースターズ 2012


2012年、世界のプールシーンは今月11日からアラブ首長国連邦を舞台に開催される
『世界エイトボール選手権』から本格的に動き出す。
日本を含めた世界中の男女トッププレイヤー達はこれからの1年間、世界を股にかけ、
ナンバーワンの栄誉とプロとしての大きな成功を求め、
自ら持てる技術とプライドの全てをかけて戦い続けることになる。

では現在、アジア、ヨーロッパ、アメリカを中心としたプール先進地域には、どんな強い奴らがいて、
そんなトッププロ達はこれまでどのように戦い続け、これからどう戦おうとしているのか。

ここでは、今年注目の『ワールドキュースター』達を、
呉珈慶、そして2011年JPBAランキング1位となった栗林達、河原千尋のインタビューとともに紹介する。


Interview File no.1
Wu Chia-Ching

呉珈慶
7年後の「神童」

昨秋の『全日本選手権』に
久々に参戦した呉珈慶は
天才の片鱗を確かに見せた。
'05年、16歳で世界二冠という
歴史を創った男である。
あれから7年。
プール強国、台湾が生んだ
神童はとっくに全世界に
君臨していておかしくなかった。
しかし、彼には満足にキューを
握れない日々があったのだ。
中国人となった呉珈慶が、
今、本誌だけに語る。

Interview File no.2
Toru Kuribayashi

栗林達
手応え良好

腐らない、諦めない、焦らない。
相手を「強い」と認めると
自分も強くなれるという、
日本人的ヒーローのメンタリティ。
先輩の赤狩山幸男や同い年の
大井直幸が華々しく活躍した'11年。
北陸から東日本に移籍し、
負けじと年間4勝を挙げると、
自身初の日本ランキング1位が
ゴール板ハナ差で手に入った。
そんな結末もどことなく彼らしい。
本人も及第点を出す'11年で
栗林のプロ第一章は終わった。

Interview File no.3
Chihiro Kawahara

河原千尋
未完の絵

'05年、20歳だった河原千尋は
「期待の新人」「大器」の言葉通りに
ルーキーイヤーで2勝を挙げた
それから7年。河原はもう27歳になり、
女子ランキング2年連続1位を
手にするエースに成長していた。
周囲はそのことにもはや驚かない。
雄大なフォームと落ち着いた佇まい、
圧倒的なパフォーマンスが、以前から
彼女を新・女王たらしめていたからだ。
その河原が珍しく感情を露わにしたのが
昨年の『ジャパンオープン』だった。
そう、彼女はまだ20代だった。