2010年 3月23日(火) 遠藤(弟)の部屋

 『ニッカオープン』観戦。帰宅する頃には日付が変わっている。正直これがきつい。体力的な面もさることながら、せっかく熱戦を展開してくれた選手の皆さんに拍手を贈る間もなく、決勝終了と同時に会場を後にして駅にダッシュというのが、実にまったく肩身の狭い思いである。ニッカとヤマニの試合は2回に1回はこのパターンで、決勝戦を見届けることなく帰ったことが1度ならずある。だからというわけではないが、次のヤマニの大会は、日曜出勤と重なった関係で、観戦を断念。かなり豪華なメンバーが集結するだけに、きわめて残念である。

 ともあれ、ニッカオープンの優勝は梅田竜二プロ。圧倒的な強さと安定感だった。この人には得意な球や好きな取り方とかが無いのでは、と思わせる程に全てのショットが盤石だった。リズムの完成度も見事。特に早く撞くでもなく、もちろんスロープレーではない。まず配球を一瞥して、すっと構えに入り、すぐまた戻る。おそらく最初に浮かんだ取り方の雰囲気を確認して、それから他の選択肢を検討しているのであろうか。次に構えると、もう仕切り直すことは滅多になく、ほぼ決まった回数ストロークした後に放つショットは、正直外れる気がしない。抜群の安定感である。

 普段おちゃらけた球撞きを信条とする僕も、梅田プロの不動の迫力を目の当たりにすると、ふつふつと練習意欲がわいてくる。どんな配球が回ってきても、考えられる限り最良のショットで応じることの大切さを痛感した一日だった。