2010年 3月7日(日) 遠藤(弟)の部屋
 2段戦の一次予選。会場は原宿の『相馬』である。日本で一番イケてる街に、決してイケてるとは言い難い野郎共が集まって、地味〜な球撞きにいそしむというのも、たまにはよかろう(一応リーグ表を撮影したが、ちょっと細かくて見にくいかもしれない)。本厚木発9時53分のロマンスカーに乗り、10時29分に新宿着。新宿からは2駅なので、非常に楽である。今回のリーグ表を見る限り、相馬は僕的に一番いい会場を割り当ててもらったと言える。ぶっちゃけ『ルパン』や『レーヴ』だと、もう少し早起きを強いられた筈である。
 ロマンスカー車内で朝食。駅前のミスドで購入したドーナツをかじる。昔はフレンチクルーラーが好きだったが、ポン・デ・リングが登場してからは、すっかりこれ一辺倒である。もちもちとした独特の食感は何とも言えない。半年ぶりのミスドに、テンションも血糖値も上昇する。

 先週同様、冷たい雨が降る寒い日曜日。相馬が駅にほぼ隣接していて助かる。ここで3Cを撞くのは、エキサイトの予選以来か。あの時もこてんぱんに負けたもんだ。

 さて第1ゲーム。対するは『ニュー文化』の岡安選手。ぱっと見、川平慈英似の好青年。練習を拝見すると、僕と同じく左利きで親しみもわくというもの。彼が初球を取ってゲーム開始。岡安選手のマナーの良さに感心しながらゲームは進行。おそらくは甲斐プロの薫陶によるものであろうが、やはりプロがしっかり見ている球屋の選手は違うと思っていると、案の定、先にモアをかけられる(14点ゲーム)。昔の僕なら、ここで大いに焦るところだが、そこは四十路の中年おやじである。貯金と人徳は逆さにしても出て来ないが、体脂肪と 経験だけはたっぷりとある。とりあえず目の前の1点を当てていこうと頑張ってると、手球と的球がほぼタッチに近い状態の、まあいわゆる難球が回ってきた。ここでうんざりしていては昔の僕のまま。それはいけません。恥ずかしながら、この歳になってようやくこういった局面を楽しめるようになったと感じている。当たりそうにないから落ち込むのではなく、当てたらどんなに気分がいいだろうと本気で思えるようになってきた今日この頃なのである(上達する人というのは、こういうことにすぐ気付くことのできる人なのだろうな、きっと。僕は20年かかったけれど)。

 でもって、くだんの難球を半ばラッキーな長箱で決め、これをつなげてワンモアまで追いついた。が、そのワンモアの箱回しを取りこぼし、さくっとアガられ、裏撞きで見事に初球を外して負け(笑)。結局、この敗戦が大きな痛手となった。

 第2ゲームは『チャンピオン』の井上選手との対戦。観戦でもよくお見かけする顔なじみの選手である。このゲームは、運不運のバランスが僕に傾いた感があり、どうにかこうにか白星をマーク。相変わらず、裏回しは当たる気がしないが、箱球と表回しはいい感じである。ちなみにこのゲーム中、別のテーブルでは9キューのハイゲームが飛び出している。

 第3ゲーム。そのハイゲームの「被害者」となった身崎選手(『マツモト』)との対戦。小男の僕からすればうらやましい程の長身のプレイヤー。ここまで2連敗の身崎選手だが、試合後に「連敗したけどクサらないで良かった」と語った通り、ここで僕を下してから破竹の3連勝で見事2位通過。遠藤(弟)はスリーモアと追いすがるも敗れ、1勝2敗である。

 第4ゲームは、9キューをマークした『コビー』の大野選手と対戦。安定感のあるフォームから繰り出す裏回しは緩急強弱自由自在。見事なものである。21キューで撞き上げられ、こちらは10点当てるのがやっとだった。

 もはや予選通過はなくなった最終ゲーム。大体においてこういう時はキューが出るものである。対するは、ここで僕に勝って1位通過を決めたい『松山』の土田選手。ハキハキとしたカウントと、思い切りのよいストローク。挙措動作からみて、おそらくポケットをメイン種目としているのでなかろうか。お互いに当て合いの接戦となったが、やはりというか何というか、のびのび撞いてしまった僕に軍配が。結果として彼を3位通過にしてしまったが、まあご容赦頂きたい。

 とゆーわけで2勝4敗で予選落ち。せめて初戦をドローにしておけばねえ。アベは0.436と、またしても5割の壁を超えられず。なかなか球は難しいねえ。

 ともあれ、5ゲームともかなり良い球が撞けたと思う。箱球もよし、表回しもよし、色々とよし、である。まあ課題は明らかに裏回しですな。いい加減、苦手意識を払拭しないことにはアベが伸びない。

 ちなみに今回の参加費は3500円。CSカード登録が2000円。ゲームフィーが4800円。合計1万と300円である。財布のアベも芳しくないなあ(笑)。