予定通り、昼近くまで二度寝三度寝をむさぼり、午後2時頃にヤマニへ到着。サンチェス対宇佐見祐司のゲームから観戦。注目の一戦は、やはりと言うか何というか、サンチェスの圧勝。40点を15キューで片付けられては、日本のアマチュアナンバーワンも苦笑い。
一方の梅田プロは、何やら非常に苦戦中。初戦の対米山といい、続く対熊澤といい、実に苦しそうな勝ち上がりだった。
ベスト8では、小林伸明vs小林英明の対決が久々に実現。49キューと互いに当てあぐねたゲームは、「先生」小林伸明プロが勝利。会場からはやんやの拍手である。
ベスト8のもう一つ。サンチェス対鈴木剛プロの一戦は、鈴木プロにいいところなくサンチェスが14キューで圧勝。一つ前の対小嶋戦で、ゲーム際に13点ハイランをマーク、見事な逆転勝利で8強入りした鈴木プロだけにう、うーん残念な大敗である。このゲーム、サンチェスのスコアは、初キュー裏から1点3点2点2点……といった調子で、いわゆるオープンフレーム無しの毎回得点。このまま行くかと、徐々に会場の空気もざわざわ。12キュー目に、見た目には割とイージーに思えた配球を外し、大きなどよめき。結局、ゼロはこの1回のみという、大変にぎやかなスコアボードとなった。アミーゴの連中に見せるべく、デジカメに保存。
決勝は、やはりというか何というか、梅田vsサンチェス。それまでの悶々とした思いを一気に解消するかのごとく、梅田プロが堅実に、1点1点を削り取るような確実なショットでリード。4キュー目に11点のランを叩き出すと、6キューで27対9と大きく水をあける。14キュー目に6点当ててツーモア。これで38対23と、圧倒的に梅田ペース。ところが、ここで梅田が珍しく足踏み。「ゲーム際に強い」のが彼の大きな特長なのだが……と思って観ていると、17キュー目に1点。これでワンモア。39対27である。これはもう勝ったろうと、帰りのロマンスカーの時刻表をチェックしようかと思ったら、ここでサンチェスが12点ハイランを投下。あっと言う間に39対39である。結局、次のターンで梅田が当てて優勝を決めたが、なるほどこれが世界レベルの恐ろしさかと、目の前の2人にあらためて畏敬の念を抱いた次第である。まあ、お客さんは大満足のファイナルでしたな。
表彰式が終了すると、会場内に料理が運ばれてきて、打ち上げである。が、遠藤(弟)は悲しいかな、これに参加することなくダッシュで帰途に。22時新宿発のロマンスカーをゲット。例によって車内で缶チューハイをあけて1人で乾杯。まあ、最終ロマンスカーじゃなかっただけ、よしとせねば。