2008年 4月17日(木) 遠藤(弟)の部屋

 「アキレス腱、見事に切れてましたね。縫っておきました(笑)」 とは、父の手術後の医師のコメント。ともあれ、オペレーションは 無事終了。約1ヶ月の入院とリハビリの予定。退院後も、ひたすら通院リハビリとのことである。

 術後3日目ともなると、見舞いに行った母に「甘いものが食べたい」だの何だのと、早速わがままを言っているらしい。まあ、外科病棟ならではの明るさと言えよう。おとといは兄夫婦が見舞いに行き、孫のさくら(現在4歳)がギプスに「おじいちゃん、はやくよくなってね」とか何とか、たどたどしい平仮名で書いてきたとのこと。さぞ喜んだことであろう。

 話変わって、相変わらず聖火リレーが何だかなーといった様子である。もはや聖火というよりは単なる疫病神ですな。各国の対応をテレビで観ていると、導火線に火のついたダイナマイトを必死でリレーする昔のアメリカのアニメそのもの。トムとジェリーみたいな馬鹿騒ぎを世界レベルで展開させるとは、さすが中国政府である。
もうすぐ日本にも“疫病神”が上陸の予定だが、長野市もとんだ災難である。ま、日本ではタタリ神を丁重にお迎えし、無事に送り出すという神事がそれこそ全国にあるので、まあこの手のいざこざは何とかうまくやるだろうと、期待するばかりである。

 いざこざと言えば、神奈川県議会が公共施設での全面禁煙条例を成立させようとしているらしい。公共施設での禁煙は、もともと全く吸わない遠藤(弟)としては大賛成だが、居酒屋などの飲食店まで一律に絶対禁煙というのは、少々ヒステリックではないかと思っている。せめて分煙を条例で強制するならまだしも、酒場や雀荘で紫煙が漂わないというのは、ちょっと変だ。もちろん全面禁煙になっても、僕自身は痛くも痒くもないので基本的に他人事なのだが、にしてもこの条例は一部報道にあるごとく「いじめ」に近い。
「バカは自分から1ミリも外に出ない」との名言があるが、「嫌煙こそ絶対的正義」と信じて疑わない方々というのも、ある意味「嫌煙バカ」ではなかろうか。言っておくが、僕は喫煙者擁護というわけではない。副流煙を吸わされるのはまっぴらだし、喫煙派の知人には「吸ってもいいから吐くな」と注文をつけてはばからない。ビリヤードの観戦をしていると、正直、煙草の煙がいやで会場から逃げ出したくなることがほぼ毎回である。また、喫煙者の行動で一番腹が立つのは、煙草を吸うことよりもポイ捨てである。路上喫煙を取り締まる必要はないが、ポイ捨ては厳罰にして欲しいと、いつも思っている。

 にも関わらず今回の条例案は、明らかにいじめであろう。飲食店や娯楽施設を、図書館や市役所と同じ平面にべたーっと並べて、さあ禁煙てのは、いかにもひどい。業種にもよるが、お店を経営している人達にとっては死活問題になるだろうとは、僕でさえ想像できることである。ヒステリックだ。自分はこれっぽっちも間違っていないと信じている人達のやることは、たいていやり過ぎで、言い方は変だが「敵への思いやり」に欠けている。もうちょっと妥協した方がいいんじゃないのといった印象である。

 どうせなら禁煙の条例を作るより、煙草にかける税を引き上げた方がよいのでは?罰金とるよりずっとおいしいと思うのだが。できれば全国レベルで。ガソリン税下げる代わりに、煙草の価格を面白いように上げてしまえばよいのだ。