2008年 3月30日(日) 遠藤(弟)の部屋

 真冬に戻ったかのような寒さ。寒風吹きすさぶ中、五反田の『ニッ カ』へ向かう。『第10回ニッカオープン』で ある。今回は文字通り、ニッカがオープンし て50周年記念だとか。真野プロ本人も知らなかったというこの事実(笑)。さすがは老舗である。

 にしても寒い。昨日、兄の家族と友人達とで花見を敢行したのは正解だった。場所は横浜、山下公園。午後になってから、のこのこと出かけて行ったのだが、意外にも空いていて大変快適だった。大音声で騒ぐ酔っ払いもいないし、カラオケでがなる連中もなし。桜を眺めながら酒を飲み、美味いつまみをいただきながら日なたに座っているのは、実に気持ちのいいものである。とにかく静かでよかった。
 だいたい花見というと、この時期テレビでまさしく落花狼藉の光景が流れるが、とにかくマナーの悪いことおびただしい。無神経な人間の傍若無人な振る舞いが、僕はとにかく大嫌いである。ところが悲しいかな面と向かって注意できない気の弱さ。そんなわけで、花見だの海水浴だの、大勢の人間が集まるレジャーには徹底して行かないのが遠藤(弟)の基本姿勢。新宿へ行くよりも湘南へ出る方が近いエリアに住んでいながら、ここ十数年、頑として海に行っていない。今回は兄に誘われたので重い腰を上げたが、なるほど兄が「穴場だ」と言うだけあって、土曜の午後の山下公園は、実にのどかだった。桜の名所となるほどには桜の木が多くないのがポイントか。

 話を戻してニッカオープン。優勝は船木耕司プロ。梅田プロとの決勝を制し、見事連覇達成である。船木プロがゲームボールを当てたのが、午後10時15分頃。予想はしていたが、やはり試合時間は押した。ベスト4までの写真はカメラに収めたが、肝心の集合写真を撮ることができぬまま、船木プロの優勝が決定すると同時にニッカを退散。だって最終のロマンスカーに乗れなくなるんだもの。先日のヤマニといい、今回といい、このパターン多いな。「遠藤くん、都内に引越しなよ(笑)」とよく言われるが、そういうわけにもいかぬしなあ。「遠距離通勤」はつらいよ。
 ちなみに最終ロマンスカーは11時新宿発。僕が五反田から山手線に乗ったのが10時32分。新宿まで約14分なのだが、原宿だか代々木を出た辺りで、突然電車が停止。おいおいと思っていると「…ただいま新宿駅構内におきまして、線路内に人が立ち入ったとの情報があり云々」ときた。さーっと血の気が引く。勘弁してくれーと思っていたら、すぐに運行再会。ぎりぎりで間に合った次第である。

 しかし、今更ながらプロの球は凄い。僕レベルでも十分勉強になる。とにかく「当たらない球はない」「あきらめるな」という、きわめて当たり前の真実が、身にしみてわかるのが観戦(あるいは参戦)の良さであろう。いわゆるスーパーショットのたぐいはもちろんのこと、一見地味で普通に見え、その実非常に難度の高い箱球やらを確実に当てることの大切さを痛感させられる。時には強引にパワーでもっていくショットもあるが、基本的にプロの球は全てが理にかなっていて、無駄な力が一切加えられていない。必要なだけのショットスピードで、なめらかに走って行く手球ほど美しいものはない。これこそが僕の目指す「エレガントな球」である。レディースの3Cを観るようになってから、「エレガントな球」を強く意識するようになった。やっぱこれだろ。アマチュアとして3Cを楽しむ以上、どっかーんがっつーんと当てるよりは、やはりなめらかで無理なく無駄なく、理にかなった球を撞きたいものである。

 さてさて。この歳になってパチンコを覚えた遠藤(弟)だが、やはりと言うか何と言うか、最近はパチンコそのものよりも、パチンコ関連の漫画が面白い。攻略法を論じたものから、単にパチンコやってあーだったこーだったというものまで、まさに玉石混交。ほとんどは斜め読みする気にもなれない駄作だが、現在遠藤(弟)のマイブームは、榊間おつぶという作者の一連の作品である。前述した「パチンコやってあーだったこーだった」系の作風なのだが、とにかく面白い。くだらないデータ分析などせず、ひたすらパチンコに一喜一憂しているさまが実に笑える。コミックスでも出ていないかなと、検索をかけてみたがノーヒット。単行本出たらぜひ購入したいところだ。