2007年 6月24日(日) 遠藤(弟)の部屋

 『電脳コイル』が面白い。何がどう面白いのか、非常に説明しづらいのだが、ともかく強く惹かれる。絵的には僕のストライクゾーン。ああいうタッチの絵は好き。作画陣に近藤勝也が入っているのをみても、『海がきこえる』と平仄が合う。魅力を感じる筈だ。
 某巨大掲示板でも、肯定派と否定派と、それぞれに盛り上がっているようで、これは久々にアツくさせる作品になるかも知れない。

 骨折から3週目に突入。あと少しでギプスが取れる予定なのだが、いまだに調子にのって歩くと足が痛む。大丈夫だろうか。
 ちなみに水曜日は再び東名厚木クリニックへ。コレステロール値が高く、このままでは動脈が詰まってしまう怖れありとのこと。要するに、どろどろ血液である。毎晩1錠飲むようにと、錠剤を56粒渡される。「次回は8月15日に来て下さい」だって。ついでに、注意すべき食品のリストをもらったが、どうやら卵の黄身と魚卵類、イカは駄目なようだ。どれも好物だが、仕方あるまい。

 酒については何も言われなかったので、飲む。体重は相変わらず。本来の理想体重からみると、実に13?オーバーである。ビリー・ブランクスもお手上げだろう。ともあれ水曜の夜は、久々に飲み会。石井・伊東・田嶋・天岸の面々で、秦野駅前『魚民』で飲む。この面子で飲むのは、非常に楽しい。話も弾み、杯も進む。何と言っても話題が豊富なのがいい。職場の話に終始するわけでなく、飲み屋のオヤジ的な天下国家論も無い。そこがいいのである。ついつい飲み過ぎて帰宅。翌日は二日酔いと、なぜか筋肉痛に悩まされる。

 その田嶋君、今日、部屋に水槽の様子を見に来た。グッピーやらメダカやらコリドラスやらオトシンクロスやらエビやらが雑居している60センチ水槽を鑑賞。田嶋君は、熱帯魚ではなく金魚派。しかもらんちゅうという本格派である。先日、らんちゅうの孵化に成功したとかで、数百匹以上の稚魚を抱えている最中。里子に出す先の候補に、僕の部屋が上がり、今日はその下見というわけ。しばらく金魚談義の後、246号沿いの『幸楽苑』でラーメンをすする。宝塚だか何だかの競馬が当たったと、ほくほく顔で帰っていった。

 『ますむら版 宮沢賢治・童話集』(ますむらひろし・朝日ソノラマ)。朝日ソノラマ営業休止の報を受け、思わず本棚から出してじっくり再読。「KENJI by CATS」のコピーで、宮沢賢治の作品を、ますむらひろしが漫画化した一連の作品群。こんな本を出せる会社なんて、もう後にも先にも無さそう。残念きわまる。
 もともと、宮沢賢治作品は好きだったし、ますむらひろしのファンでもあったので、この「猫」による漫画化は、全く違和感が無かった。というより、猫の方がしっくりくる。この童話集、ハードカバーで3800円もした。僕が、アニメのDVD以外で単品の書籍類に費やす額としては、大きい方である(笑)。『銀河鉄道の夜』が、初期形の『ブルカニロ博士篇』と、通常版と両方採録されている。ブルカニロ博士篇の方がメッセージ性が強く、僕は好きだが、作品の完成度というかすっきり度は、やはり通常版の方が上か。