骨折から約2週間。だいぶ足の痛みは薄らいできたが、ちょっと歩くと夜中に痛んで眠れなくなる。昨日、診察を受けに行ったが、やはり4週間かかるようである。ちなみに診察券を提出してから、名前が呼ばれるまで90分待たされる。ま、仕方あるまい。皆が皆、そう思っているので、待合室の雰囲気も至って穏やかなものである。それに社会保険庁と違い、さんざん待たせておいて「今日は終了です」などという必殺技も無い。ひたすら本を読み倒す90分である。
テレビ東京の昼枠で、『CSI:5』の放送が始まった。近所のレンタル店で借りようかと思っていた矢先だけにラッキーである。
『アメリカジャーナリズム報告』(立花隆・文春文庫)。実は読むのは今回が初めて。序論にあたる「なぜジャーナリズム論なのか」の部分が、僕にとっての白眉。日米の新聞の相違点を挙げて、日本の大新聞の功罪について述べているこの冒頭の論が、非常に目を開かれる思いだった。10代後半の頃、「報道の嘘」についてはそれなりに疑いの目を持っていたのに、いつの間にか忘れてしまっていた自分に気付かされた。報道は、常にその裏取りをしながら受け取らねばならない。全くその通りである。
『鎌倉ものがたり』第24巻(西岸良平・双葉社)。久々の新刊。第1巻からこつこつと購入し続けている。何というか、不思議な魅力のある作品である。この絵柄が苦手という人は多いし、僕としても好きな系統の画風ではない。ストーリィも中途半端と言えなくもないが、とにかく不思議と心惹かれるのである。
『てけてけマイハート』第6巻(竹本泉・竹書房)。やはり久々の新刊。何とゆーか、これまた不思議と魅力を感じる作品。一応、現実世界を舞台としている点で、竹本作品としては珍品かも。さすがにこの設定で、まさか商店街に恐怖の人食い雪だるまとかは出てこないだろう。なんて言ってると、「うっかり」出しちゃったりしかねないのが、この作者の魅力である。この第6巻、作中で主人公がミステリー小説にハマるエピソードがあって、友人にその手の本を沢山借りるのだが、中に一つ「犯人は宇宙人だった」というとんでもないのが混ぜてある。でもって、友人曰く「地雷もまぜとこうと思って」──これには爆笑。そうそう、SFとミステリーは「地雷」が多いんだ、これが。